第7章 練習試合後のいろいろ
海常高校を出て、病院へと向かった。
そして今は、テツヤの診察待ち。
ふとケータイが鳴り、すみませんと一言いってその場を離れた。
発信者名を見れば、涼太の名前が。
『もしもし。涼太、どーしたの?』
黄瀬『あ、いきなり電話してすみませんっス。・・・1つ伝えたいことがあって・・・』
『伝えたいこと・・・?』
黄瀬『あーえっと、緑間っちが来たんスよ。」
『え・・・・どーして・・・。』
まさか試合を見に・・・。
じゃあ、私の事もきっと見たよね。
というか、もっと前から知ってたのかも。
黄瀬『・・・っち?』
『あ、ごめん!!そっか教えてくれてありがと。』
今病院だから、また。と言って電話を切った。
『・・・・・ハァ。』
?「おいっ。どーかしたのか?」
ふいに後ろから声がした。