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【黒子のバスケ】キセキと私。

第2章 誠凛高校バスケ部




*****


最後の授業である数学の授業が自習になり、眠ろうとした時


火神「・・・おいっ。」


『んー?何、火神君。』


彼が私に何を聞きたいのか、予想は簡単についた。


火神「えっと、お前って・・・。」


『お前って、帝光中だったんだよな?でしょ?』


火神「っ!?なんでわかったんだよ!!」


『顔に書いてある。』


なーんて、ほんと火神くんはわかりやすいな。


『で、その質問でよかった?』


火神「お、おう。」


『そうだよ。帝光中学出身。』


火神「そ、そーか。」


あれ、あんま驚かないね。

テツヤから聞いてたのかな。


『・・・もう一ついえば、もとバスケ部だったかな。』


火神「!?!?」


今度は驚いた。


火神「っなら、なんでバスケ部見にこねーんだよ。」


素直な質問だね。

だから私もちゃんと答えるよ。


『もう、バスケは好きじゃないの。』






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