第16章 火神君家に居候
私はただ唖然と、火神君が笑っているのを見ていた。
火神「っわりーわりー。ってか、先にお前がふっかけてきたんだからな!」
そう言って、私の上からどいてくれた。
私も体勢を起こして、ベットに座る。
『先にって・・・しょうがないじゃん!火神君がベットで寝てくれないから!』
火神「それでもあのやり方はないぜ。・・だから仕返ししてやった。」
そう言って、ニカっと笑う火神君。
『(・・・からかってたってわけね。)火神君の、ばーか!!!』
バコっ!!
火神「いっ!?枕投げんな!!」
本当にありえない!!
も、もう少しで、キスされるかと思ったんだから!!
『・・・っ、絶交してやるーーーっ!!』
この叫びは、近所迷惑になるほど響いていたとか。
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結局、私がベットをゆずってもらうことにした。
まぁ、最初から素直にゆずってもらえばよかったんだけど。
『・・・男は皆おおかみ。』
さつきがいつか言っていた気がする。
火神「・・・?おい、行くぞ。」
『あ、うん。』
こうしていろいろあったが、2日間の居候は無事に終わったのだった。