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審神者になったら実は昔、伊達政宗だった

第2章 初期刀


審神者になった私はこんのすけに初期刀を選んで欲しいと言われたとたん五振りの刀が現れた。しかも人の姿をして…

加州「俺、加州清光。川の下の子、河原の子ってね。扱いにくいが性能はピカイチ、いつでも使いこなせて可愛がってくれて、あと着飾ってくれる人大募集してるよ」

歌仙「僕は歌仙兼定。歴代兼定でも随一と呼ばれる二代目、通称之定の作さ。名前の由来は三十六歌仙から。風流だろう?まぁ…、元主が手打ちにした人数が36人だったから、と言うと、みんなどういう顔をしていいかわからなくなるようだけど」

山姥「俺は山姥切国広。足利城主長尾顕長の依頼で打たれた刀だ。……山姥切の写しとしてな。だが、俺は偽物なんがじゃない。国広の第一の傑作なんだ……!」

陸奥「わしは陸奥守吉行じゃ。そうそう、坂本龍馬の佩刀として知られちゅうね。土佐じゃー名刀として評判やったがやけど、龍馬の時代じゃ、もう刀は時代遅れじゃった。けんど、それが世界というもんぜよ」

蜂須賀「蜂須賀虎徹だ。蜂須賀家に伝来したことからこう呼ばれているんだ。銘入りの虎徹のほぼ全ては贋作と言われているが、俺は本物。一緒にしてもらっては困るんだよ」

五振りの自己紹介?みたいなものが終わったが私は刀が喋っていることと顔面偏差値の高さに感動と驚きで固まっていた。

するとこんのすけに「審神者様!」と声をかけられハッ!としてまた五振りをみた。

(想像してたのと違う…思ったよりみんなイケメンじゃん…)
と思いながらどの刀にするかと考えながら一人一人見ていくと1番印象に残ったのが【加州清光】だった。見た目も声も私好みでこの刀にしようと決めた。

私は「加州清光にします。」と言った。
すると、加州以外の四振りが姿を消し私とこんのすけと加州の三人だけになり、こんのすけが
「貴方の初期刀は加州清光です!無事、初期刀が決まってよかったです!」といってる横で加州も
「俺を選んでくれてありがとう。いっぱい可愛がってね!これから宜しくね。」と改めて挨拶をした。
私も「宜しくね」と言い私の初期刀選びは終わった。
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