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七色桜

第5章 シャンプー 壮五 甘夢


楽屋
環『なぁ、めぐっていつもいい匂いする。なんかつけてんの?』
「使うわけないよ、衣装に匂い移ったらやだもん。」
環『じゃあ何の匂い?』
先にスタイリングが終わった環がめぐの首筋あたりの匂いを嗅いだ。
壮五『こら、環くん!そんなに匂い嗅いだらダメじゃないか!』
環『だぁって、気になんだもん!』
三月『確かに、めぐいつもいい匂いするよなぁ。でも香水とかじゃないんじゃないか?』
大和『あぁ〜、シャンプーとかじゃないのか?女の子のシャンプーってめっちゃいい匂いするやつ多いよな』
環『おぉ、オトナになるとそーゆーのわかるんだな。すげぇ。』
スタイリング中の本人放ったらかしで話が進む。
「わたしのシャンプー?あぁ、千と楽も確か同じの使ってたはずだよ。」
大和 三月『『うわぁ、マジかぁ』』
環『がっくん達からはそんな匂いしたことねぇぞ?』
陸『うん、確かに!』
「確か《IL'SNOW》って名前だった気がする。」
大和『ソウのシャンプーってそんな名前じゃなかったか?』
壮五『はい、そうですね。めぐに教えてもらってから使ってます。』
環『なんだよ。ソウちゃん、めぐとおんなじとかズリいじゃんか』
大和『タマ、ズルくはないだろ笑』
「わたし合わないとすぐ痒くなっちゃうからさ、なかなか合うのなくて。千に相談したら分けてくれたの。で、使ったらすっごい良かったからリピ中。楽はたまたまだったみたい。」
大和『ソウはめぐに聞いたんだっけか?』
壮五『はい、丁度僕も同じような感じだったから、めぐに相談したんです。それで僕も。』
環『めぐ、おれもおんなじのがいい!ちょーだい!』
「いいよ?じゃあ今度持ってくるね」
そのあと俺も俺もとメンバーが言うのでボトルごとあげるから全員で使えと一喝したらしい。
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