• テキストサイズ

【忘愛症候群】うそつき【だいちぃ】

第2章 彼女が初めて嘘をついた日。


2月24日

今日は外撮影で忙しかったため俺は疲れていた。


「ふ~、疲れた~」

「ともたかはカメラでそんなに喋ってないじゃん!」

「カメラも結構疲れるかも」

「手疲れるんじゃないスカ?」

疲れた.....

「だいちくん全く元気ないじゃん」

はじめが心配の声を掛けてくれた。

「めっちゃ疲れた.....」

すると「パリンッ」っとものが割れる音が聞こえた。

「きゃぁ」

「大丈夫!?」

「怪我ないですか!」

彼女の手が滑って皿が割れたようだ。

「う、うん大丈夫ありがとね。」

普通はそれで終わるはずだった。

________

俺は疲れ過ぎて疲れがが怒りに変わってしまった。

「何でだよ!!!」

「「だいちくん!」」

みんなが俺を止めようとする。

「えっ」

「俺は疲れてるんだよ!!なんで迷惑かけるんだよ!!!」

「っ.....え、あ.....ご、ごめ.....」

彼女はそこで倒れてしまった。

「え、大丈夫ですか!起きてください!!」

「はぁ.....はぁ.....」

彼女が倒れて居ることに気づいた。

「あっ.....」

「だいちくん、疲れてるのもわかるけどさ.....」

「さすがにやり過ぎだよ。」

「ごめん.....」
/ 9ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp