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満開桜

第38章 香水 セレブ組 甘裏


翌朝
「ぅあ〜…腰痛い〜…」
万里『だろうな』
天馬『だ、大丈夫か?』
「ん〜…スンスン…天馬、香水の匂いする…」
天馬『あ?あぁ、そういえば昨日腰につけたからな』
「めっちゃいい匂いする」
天馬『そうか?』
万里『な?意外とこっからだと匂いすんだよ』
天馬『ホントだな…すげぇ』
「女は匂いと耳で恋をするってわたしの持論は間違ってないな」
万里『あー、あながち間違ってはねぇな』
天馬『やっぱめぐって年上なんだな』
「失敬な、何だと思ってるのさ」
万里『アホな妹』
天馬『抜けてる妹』
「2人より年上だからね?妹はおかしいからね?」
コンコンコン
半裸の天馬がドアを開けると太一がいた。
太一『おはようっス、って天ちゃん裸?って万ちゃん!?めぐ!?』
天馬『バカ、騒いだら左京さんにバレんだろ!』
太一『は!』
万里『朝飯だろ?すぐ行くって左京さんに言っとけ』
太一『わ、わかったっス!』
顔を真っ赤にしてドアを閉めると走り去っていく音がした。
万里『しゃーねー、行くか』
天馬『めぐ、起きれるか?』
「抱っこ」
天馬『はいよ』
万里『お前甘いな』
天馬『そうか?』
「お腹空いた」
万里『へいへい、んじゃ行くぞ』
3人でキッチンに行くと戻った太一の様子で察した団員達の苦笑いと左京の怒号が朝から響き渡ったそうです。

Fin
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