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満開桜

第4章 レイニーデイは 三好一成 甘裏


2人が着替えて、談話室でお茶を飲んでいると学生組が帰ってきた。
『ただいまー』
パタパタ
「おかえりー。雨大丈夫?」
『だいぶ落ち着いて電車も動いてました!』
ガチャ
『ただいまー』
「あ、会社組もお疲れ様ー」
『腹減ったー、臣シェフ今日の晩ごはんは?』
『今日はちょっと時間ないからオムライスだな、悪いがめぐ手伝ってもらえるか?』
「ガッテンだ!」
ゾロゾロと団員達が中に入っていく。
『おかえりんごー☆』
『一成も休みだったのか。ん?お前、なんか虫さされか?』
『ん〜?あ、これね!可愛い猫さんに噛まれたんだ☆』
「!?」
『猫に噛まれるとか何したわけ?…あぁ、そうゆうことか』
『え?幸くん、どうゆうこと?』
『椋はまだ知らなくていいよ。早く着替えないと制服シワになるよ』
『そうだね、じゃあ着替えたら僕も晩ごはん手伝いますね!』
「あはは、よろしくぅ〜…」
一成をこっそり見るとウィンクされ、つい目を逸らした。
『めぐもみんなに愛されて大変だな』
「臣…わかってくれるのは君だけだよ…」
そんな雨の日のお話。

Fin
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