第19章 ☆弦･流･対･決

弦太郎「昨日さ、すっげぇ嫌な奴に会ったんだ。そいつはすっげぇ強くて、こてんぱんに叩きのめされて…。でもなぁ、そいつのパンチは本気だった。俺、殴られながら…あぁ、こいつとならきっとダチになれるってそう思ったんだ」

流星「……………」

弦太郎「流星。さっきのパンチは、それと同じぐらい本気だったぜ!」

『（何だ…心配することなかったかも…）』

がラビットハッチに戻ろうとした時、頭が激しく痛んだ

『!!…う…っ!!』

ゾディアーツだ…!!
しかも幹部…ホロスコープス!!

『弦太郎くん!!朔田くん!!ホロスコープスが近くに…!!』

弦太郎「!!ホントか!!」

『あ…っ…!!』

何…!?
いつもより酷い…!!

まさか

『二人…?』


ｼｬﾘﾝｯ…


『ﾘﾌﾞﾗ…!ｽｺｰﾋﾟｵﾝ…!』

弦太郎「!!」

弦太郎はを支えながら自分の方に引き寄せた

弦太郎「大丈夫か!?」

『ごめ…っ…』

弦太郎「天秤座に蠍座まで…こいつらマジだ…ここにいるとマズイ。流星!!連れて思いっきり走って逃げろ!!早く!!」

流星「わ、わかった!さん!!」

流星はを姫抱きして走って逃げた


『はぁ…はぁ…』

流星「大丈夫!?さん!!」

『朔田くん…あなた…もしかして…』

流星「…?」

『メテオなんじゃない…?』

流星「!!」

『違う…?』

流星「な、何を言ってるの?メテオって?」

『メテオだったら…お願…い…が……』


ｶﾞｸﾝｯ


流星「……さん!?」

は気を失ってしまった

流星「さすが星の姫だな…勘がいい…。でもまだバレるわけにはいかない。……ここで眠っていてくれ。君は絶対に俺が守る…!!」

流星はメテオに変身した


―――ラビットハッチ―――


『う…』

流星「あ…目…覚めました?」

『朔田くん…?ここは…?』

弦太郎「ラビットハッチだ」

『あ…私…気を失って…』

流星「何ともないですか…?」

『う、うん…。あれ?なんでラビットハッチに朔田くんが…まさか…!』

弦太郎「おう!見習いライダー部員として入部したんだ!」

『よかったねぇ!一緒に頑張ろうね!』

流星「はい!」