第11章 水氷の姉妹 シンドバット [完]
ジャー「お部屋は別で宜しいでしょうか?」
ジャーファルは紅玉とに聞く。
『い、一緒の…
紅玉「別部屋でいいわぁ。」姉様ぁ~』
の言葉を遮る紅玉。
ジャー「では、別部屋ですね。」
ジャーファルはを見ながらも紅玉の意見を取り入れる。
シン「この部屋とこの部屋にしよう。」
シンドバットが二つの部屋の前で立ち止まる。
『隣同士!』
パァァァとの顔が明るくなる。
紅玉「気を使われなくても良いのにぃ…」
紅玉はシンドバットに言う。
シン「先程意地悪をしたお詫びにね…」
そう言うとウインクをして見せるシンドバット。
紅玉「シンドバット様ったらお優しいんだから…」
紅玉は頬を染める。
シン「姫程ではありませんよ。」
ニッコリ笑いかけるシンドバット。
『?お二人は恋仲であられるのですか?』
首を傾げながら二人に問いかける。
シン「え?」
紅玉「な、な、なにをいってるの!?そ、そんな筈ないじゃない!」
呆けるシンドバットと顔を赤らめに近寄り否定する紅玉。
『シンドバット様親しげでしたし、紅玉姉様が頬を赤らめるなど珍しくてつい…聞いてしまいました。
あ、姉様ぁ、おこ…怒らないで…』
と怒られたと思ったのかの瞳には涙が溜まり雫が落ちる。
紅玉「お、怒ったんじゃなくてよ?」
ほ、ほらぁ、泣きやみなさい。と慰める紅玉。
『紅玉姉様怒った、んじゃない?』
ひっく、と喉を引き攣らせる。
紅玉「怒ってないわぁ、だから泣かないでちょうだい…」
自分の袖での涙を拭く紅玉。
シン「紅玉姫と親しいのは姫よりも早くに出会い、話をして分かりあったからですよ。」
シンドバットは紅玉よりも少し背の低いの目線に合わせ屈む。