• テキストサイズ

My Horned Owl Boy vol.2

第8章 勉強会、と言う名の。




「注文もしてないのにはしゃぎ過ぎた…」

「しかも今日騒ぎに来てねえしな!勉強!」


とりあえず、とポテトの大盛りを頼む。
あとは人数分のドリンクバー。

合宿が終わった後はテスト前だからと
流石に部活の時間も削られ、そして今に至る。

テスト、今回物理は比較的簡単だったはず。
そしたら数学を今日しようか…
悩みながら紅茶をグラスに注ぐ。


「気難しい顔してどーした?」


失礼ながら、勉強とは無縁そうな
笑顔がこちらに微笑んでくる。


「今日は数学にしとこうかなって」

「日替わり制なの!?」

「1教科とかにしておかないと頭に
入らないから、そうしてる」

「っはーーー!頭いいやつって
やっぱりそれっぽく勉強してるよな!」

「頭は良くないけどね」

「でも、勉強するだけえ偉いわ!」


そう言って、何もないように頭を撫でてきた。

/ 150ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp