• 小
  • 中
  • 大
  • テキストサイズ

My Horned Owl Boy vol.2

第19章 ケジメ。


.

それからはあっという間。
キス、されたんだ。


「ホラホラ、そーんな可愛い顔してっと
取って喰っちまうぞ〜?」

「…バカ!部活行く、置いてく!」


全く冗談には見えない含みのある言い方。
そして、獲物を捕らえる眼だ。

本当にあんな事やこんな事をしてしまう。

そう、ココは学校である。
セフレがいた頃でも、学校ではシタ事がない。
ただでさえ噂が立っていたのに
シテいるところを見られた日には
学校になんて来れない。


光太郎なら、良いかも。
なんて少しでも思ってしまったから
光太郎を置いて体育館に向かう。


「あー!?待てよー!」


そう言って付いてくる光太郎は可愛い。
私よりも身体も大きい分、出遅れた歩幅は
すぐに取り戻し隣を歩く。


「なあ、ちょっと期待した?
物欲しそうな顔で見られるの堪んねえわ」


———バレてる。

ギラギラと煜るゴールドがこちらを見る。
彼に嘘など通用しないのだ。

恥ずかしいから下を向いて頷いた。

それを見た彼は嬉しそうに嗤った。


「部活終わった後のお楽しみ、だな」


きっと、今日は長い夜になるだろう。
そう思わずにはいられなかった。

.
/ 150ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp