第8章 インターハイ
家の前にて
『送っていただいて、ありがとうございました』
及川「いいんだよ、気にしなくていいよ、一人で帰らせるとかもっと心配だからね」
岩泉「そうだぞ、こういう時は素直に送らせろ」
及川「やだ~岩ちゃんイケメン~」
岩泉「鼻血出してやろうか」
及川「やめて......」
『今日は本当にありがとうございました』
及川「じゃ、また学校でね、優希ちゃん」
『はい』
岩泉「夜更かしはするんじゃねぇぞ」
『はい!』
及川「ちょっと、俺への返答と岩泉への返答違くない?」
岩泉「はぁ!そんなもんどうでもいいよ、帰るぞ」
及川「ぐるじい...ひっぱらないで...」
また何を言おうとしている及川さんを岩泉さんが連れて行った。
『ただいま~』
母「おかえり、どうだった?試合」
『今日は早いね。白鳥沢の勝ちだよ』
母「だから、そんなに落ち込んでたんだ」
『もう疲れたから、先に寝るね』
母「うん、おやすみ」
『おやすみ』