第3章 部活参観
教室を出て、廊下にたくさんの部活勧誘があった。書道部、テニス部、バスケ部、演劇部などなど.....
薫「最初はどの部活見に行こうかな!」
『どうでもいいんじゃない?』
薫「もう!優希ったら。またそういうこという」
『別にいいでしょう、私は帰宅部のエースになるだから』
薫「しょうがないな、じゃあ私の美術部に付き合って☆☆」
言った途端、手を引っ張られて、コケそうになった。
『うわ!わかったから、星を飛ばすな!あと、引っ張るな』
美術部にて
宮田「美術部へようこそ、私は部長の宮田だ。二人とも入るかな?」
『いえ、この子だけです。私は付き添いです。』
宮田「そっか、残念ね。新入生二人も入ると思ったのに」
薫「先輩、大丈夫です。まだ私がいますから」
宮田「そうね。じゃ入部届ある?」
薫「はい!これです」
宮田「宮野さんね。これからよろしくね。」
薫「はい、よろしくお願いします。」
宮田「部活は来週の水曜日から、直接部室にきていいよ」
「わかりました、失礼します。」
薫と一緒に入部届を届けたあと、教室に戻りたいが、また薫に引っ張られて。
『どうしたの?また何かある?』
薫「バレー部見に行こうと思って」
『バレー部?なんで?』
薫「だって優希バレー好きでしょう」
『はあ!?いや、そうだけど......』
薫「じゃ、いいじゃん!行こう」
『ちょっと!』
そして、強引にバレー部に連れてこられた。