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デュラララ13.5巻【短編集】

第1章 折原臨也


化け物との死闘の末、男は池袋を去ったーー。

某月 某所
「ちょっとそこのお兄さん、俺、愚痴を聞くっていうことしてるんだけど、愚痴を言ってみない?」と、寒くもないのにファーコートを身にまとった男。

その容姿からか断られ続けている青年、折原臨也だ。池袋では趣味の情報屋をしていた。

「また断られたか。これだから人間は面白い!池袋とはまた一味違う人間が溢れている!人ラブ!ああ、もっと人を眺めたい、知りたい!」

こんなことばかり言うからもっと人が近づかないわけで。
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