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赤司家の兄妹【黒バス】

第8章 蜘蛛の糸






キュッ────…



背後に人影。
すぐ後ろで停止するバッシュ音。


バスケットゴールの隙間から溢れ出す光。
窓から入り込む夕日がちらちらと俺を照らす。


「なんだ、涼太」


男は一切視線を変えずに話し掛ける。
普通の人、じゃない。
自然と口元が上がる。


「璃依っちください」


ゆっくりと男はこちらへと視線を移す。
光る大きな赤眼。

殺気。身の毛がよだつ気迫。
視線は逸らさない。


「口を慎め」


去っていく背中。
流れる、赤髪。

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