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赤司家の兄妹【黒バス】

第5章 暗雲低迷





考えるより先に脚を踏み出す。


璃依の事になると自分が止められない。



「ちょ、ちょっと!征十郎!」


飛び出すように家を出ていく長男。
突然の事についていけない母。





一度手を離したのはオマエだぞ。
征十郎。今更何をしに行く。




もう一人の僕は囁く。

悪魔の声に耳を傾けている余裕など無かった。


何をしに行く?
分からない。


離れられない。
切れない鎖。



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