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真選組十番隊隊長原田右乃助と女中ラブストーリー

第1章 女中





“ガラガラッ...”









「!!」








その時...









山崎
「さん!大丈夫!!?」








山崎さんが、

凄い勢いで用具室に飛び込んできた。







「ハァハァ...たっ、助けて...ハァハァ」







袋があれば落ちつくことを、

山崎さんに伝えたいけれど

息が苦しくて伝えられない。






山崎
「ちょっ!まって!!」






山崎さんは辺りをキョロキョロ見渡す。








「ハァハァ...ハァハァ...」







“ガサガサガサッ”







山崎さんは、

近くにあったまだ封の開いていない

ポリ袋の外袋を破くと一枚取り出し...







山崎
「さん!

袋、口に当てるからゆっくり深呼吸して!」








(す、凄い!山崎さん...処置が的確...)








「は、はい...ハァハァハァハァ...」







スーハッーッっと深呼吸するのに合わせ

袋が縮んだり膨らんだりして...

袋が曇る。







山崎
「....」







山崎さんは私の背中をゆっくり擦り、

心配そうに私を見つめている。







(ご迷惑おかけしちゃったなぁ...💦)








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