• テキストサイズ

【R18】なんの罰ゲームだよ【赤井秀一】

第9章 家出




私はリュックの中に
着替えとスマホを放り込んで
家出の準備をしていた


コンコン、と扉がノックされる


赤「名前、さっきはすまなかった
ここを開けてくれるか?」


絶対開けてやるもんか!


私は無視して荷造りをした
ちゃんとパパとママと3人で
写っている写真もリュックに入れた


しかし、どうやって
ここから脱出しよう…


扉の向こうには赤井さん


ふっ…ここは一階…
窓から出てやる!


リュックを背負い
窓を開けると外は雨が降っていた


構うもんか!出て行ってやる!


私は窓の外へ飛び出した


走って工藤邸の敷地外に出る


どうやら赤井さんは
気付いていない様子


とにかく、雨を凌げる場所を
探さないと!


しばらく誰もいない
夜の米花町を走り続けた


雨のせいで体が冷えてくる


公園の中の大きな木の下で
雨が止むのを待つことにした


安「見つけた。
子供がこんな時間に…
って名前ちゃん?」


背後から声を掛けられて
体がビクッと跳ねる


『安室さん…?何でここに?』


安「公園の中に子供が一人で
入って行くのを見掛けたから
追いかけて来たんだ。
随分雨の中外に居たんだね
僕の車まで行こう、歩けるかい?」


と、手を差し伸べてくれて
私はその手を掴んだ


近くに停めてあった白い車に乗せられて
タオルで頭を拭いてくれる


安「あんな所で何をしていたんだい?」


優しく問い掛けてくれる安室さん


『…赤井さんが意地悪してくるから
家出してきたの』


安「赤井が!?」


驚いた表情の安室さん


『うん……くしゅん!』


雨で体が冷えたせいで
急にくしゃみが出てきた


安「詳しい話は後で聞くから
とりあえず僕の家に行こうか」


安室さんは私の様子を見てそう言うと
ハンドルに向き合いアクセルを踏んだ




.
/ 107ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp