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【R18】なんの罰ゲームだよ【赤井秀一】

第7章 ファーストキス※




目を覚ますと
自分の使っている部屋のベッドの上で


何で寝ていたのか考えて
ハッとした


あのロリコンにやられたー!


絶対あのコーヒーに
睡眠薬仕込んだに違いない!


外はすっかり暗くなっていて


私はパタパタとリビングに向かった
が、そこには誰も居なくて


次に私は書斎に向かった
書斎には灯りがついていて


『そこにいるのは分かっているんだぞ!』


バーンっと扉を開けて
書斎に乗り込めば
沖矢さんがいた


『あー!沖矢さんだー!』


パァっと顔を明るくしながら
私は走って駆け寄った


沖「こらこら、
家の中で走ってはいけませんよ」


椅子に座ってる沖矢さんの
元に駆けつければ
沖矢さんは私の体を抱っこしてくれた


私はむぎゅっと沖矢さんの
体にしがみ付いた


沖「どうしたんです?」


『赤井さんにいっぱいいじめられたぁ』


そこまで言って思い出した


『沖矢さん!赤井さんの事黙ってたでしょ!
悪い夢を見たとか言って
私の事からかってたなぁ!』


沖「ふふっ…すいません
…で、何をされたんですか?」


何って…


身体中ペロペロされたとか
恥ずかしくって言えない…


私は顔を真っ赤にしながら
あの時の事を思い出した


沖矢さんの胸板に
顔を埋めながら
疑問に思っている事を口にした


『お、男の人って…みんな
その、えっちなこと…考えてるの…?』


沖矢さんは優しい手つきで
私の頭を撫でてくれた


沖「…考えてますよ
だから呉々も男性には
気をつけて下さいね?」


『わ、分かりました…』


沖「私も、その男性の中の一人ですよ?」


そう言われて
私は沖矢さんの膝の上から飛び降りた


『しゃ、シャワー浴びてくる!』


その場から逃げ出すように
私は浴室に向かった


心臓がばくばくとうるさい


私、この先
あの2人と一緒に生活していけるのか?


あー、アメリカに帰りたい…


平和よ、何処に行ったんだ…



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