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荒野に咲く一輪の花【進撃の巨人】

第1章 プロローグ





その花はあまりにも気高く





美しい孤高の花だった





春が訪れ、その花の周りには新しい命が芽吹く





それでも冬が訪れれば





その新しい命達は、真っ白な雪に覆われ、姿を隠した





雪が溶けると、その花は姿を現したが、新しい命達は養分となり果て、姿を消した





その花の何と虚しい事だろう





それでもその花は今日も凛々しく咲き続ける





例え、この先ずっとひとりになろうとも





永遠に咲き続ける





この悲しみが繰り返されようとも





気高く咲き続ける





その花は





その花の名前は…………、




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