• テキストサイズ

Sapphire〈小悪魔系男子にご注意asobase?〉

第9章 お姉ちゃんの…


 智side

 妃那ちゃんから電話ビックリした……


 to翔ちゃんfrom智

《妃那ちゃんからデンワさっき、もう絵が描けないって…… 泣いて、学部変更今なら…… きっと、正当防衛が……だからダイガクあきらめるな。翔ちゃんは大丈夫?》

(あ…… 大学カタカナ)

 いっか……

 オイラと翔ちゃんと妃那ちゃんは、幼馴染みだ

 妃那ちゃんとは3歳、翔ちゃんとは4歳離れている

 あまり恵まれた環境ではない二人の家庭。でもオイラの母ちゃんが二人ちっちゃい頃から可愛がってて、隣だったから食事とか一緒に取ったりさしてたの

 うちの母ちゃん絵画教室開いててさ。で、二人も習いに来てて、妃那ちゃんちゃんはよく喋るから、オイラあんまり喋るん得意じゃないからすげぇ楽に喋れたんだよね

 反対に翔ちゃんはおとなしい子で…… 妹みたいに可愛いんだ

 心配だし……

 オイラずっと夢だった美術の勉強の為、一足先に大学フランス来ちゃったけど…… 二人の事もっと考えて…… あの親父さんとなんかといたら! 分かりきった事なのに……

 とにかく妃那ちゃんには『一度会いに行くから話しよ』って伝えて……

 きっと妃那ちゃん動揺したと思うんだ。

 絵が描けないことに絶望感で一杯だったんだろうけど

 あまり翔ちゃんのこと詳しくを聞けてなくて ……

 だからmailで……

 日本に戻った時、俺翔ちゃんにも話を聞くんだった……! と

 死ぬほど後悔したんだ

 ────────ー

 翔side


 智さん……

 お姉ちゃんの……



 好きな人
/ 154ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp