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Garnet 真恋 ~初恋と宝石Ⅲ~ Kazu.N

第122章 子供達の愛~未来編~ 


 萌&優

萌『優くん?営業の仕事でも人と話をする時にそんな風なの?』

優『イヤ違う』
 
萌に痛いとこ突かれた。少しでも自分の印象良く見せて信頼を勝ち取る為、契約取る為に自分を"装う"事も大切で…

 同い年の萌と中2で出会って。思春期の多感な時期に、お父さんと暮らす事になって葛藤してた萌

『親友との関係を壊さない為』

その想いの方が強かったらしいけど、今はお義父さん、お義母さんとも良好

 只の俺のヤキモチ。理不尽な目に遭いながらまっすぐ育った萌が、園の友達を大切に思うのは当たり前だよね

 俺も親友の特に奏汰… の事後悔してんじゃねぇかな?って

 バカな事を思うの、二人に対して失礼だよね?

 他の奴なんて尚更…『俺を優先しろ』
とか…

 萌に嫌われたら生きていけないのは俺の方… 

 『愛してる』なら萌を信じなきゃダメだよね!

優『萌!赤ちゃん授かった事さ、園の先生達に報告に行こう?』

萌『優くんありがとう。優くんが私の事を思ってくれてる事。感受性が強い優しい人だって分かってるからね』

 凛&拓
 
 2018.12.25(月)友人の家のX'masパーティー
 「妹?」

拓「イヤ」

「何お前ガキのお守りさせてられてんの(笑)」

 俺と凛は7才離れてる

 けど俺にとっては、大切な女の子

 …俺達にとって、当たり前の事が当たり前じゃなくなった瞬間だった

 精神的には繋がってたけど、颯汰達が園を卒業していって

 自分達が、新しい子達や、皆をまとめていく責任とかがさ、俺にも凛にも生まれて来て…

 前みたいに、一緒にいる事が余り無くなった

 と‥いうより、凛がバカな友人達の言葉を気にして俺と距離を取るようになってしまった

(そいつらと、ソッコー絶交してやった!)

 俺は、医者になる決意をして、6年間必死で勉強して…


拓『凛、迎えに来たよ』

凛『タッくん…』

拓『約束しただろ?凛が高校卒業したら迎えに来るって』

凛『タッくん… ありがとう…』

拓『もう二度と… 俺から離れるなよ…』
 
凛『ずっと一緒に居るから… 離さないでね』


 俺の凛… 泣かないで…

 ずっと隣りで笑っていて

翔.カズ.珠稀『良かった…』

 結婚するって報告しに行ったら

 翔ちゃんと珠ちゃんが、泣いてくれたんだ


 


 
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