第118章 女のケジメ

　俺はさ、大福（父さんの手作り）を食べながら、母さんは上手いだよ。チーズケーキ
　けど、何て言うか気合い入れて作ったんだろうなって

　確かに見た目惹かれるよな


　そのチーズケーキを見て、翔ちゃんは目をキラキラ輝かせて

　翔「美味しそう!」

　って

　可愛すぎるでしょ。翔ちゃん

　翔「凄く美味しいです。今度作り方教えて下さい。お願いします!」　　

　和乃「ええ。いつでも!　本当良かったわね。和也。こんな素晴らしい方に出逢えて……」

　カズ「うん」


　和乃『良かったわね』


　母さんの言葉……

　親不孝をした俺なのに……

　本当に嬉しかったんだ


　園の子供達の為に、チーズケーキと、大福迄貰って嬉しそうな翔ちゃん


　父さん……　大福、いつも美味いんだけどさ

　絶対!　いつも以上に気合い入れて作ったよね？　（笑）


　ぁ、兄貴にさ

　幸也『カズ。俺、ウチの旅館で、仲居として働いてる、彼女の慶子（ケイコ）と入籍したから』

　は、いいけどさ……

　聞けば、俺の離婚が成立した後の

　2018.7.7に入籍したって……　事後報告かよ？　

　オイ!　兄貴……　自由だな!　

（敦さんの時と同じ感想だし……）

　と、いうより、俺と同じ

　ようやく自分を出せる様になったんだね……

　良かったね

　兄貴


　2019.7.7　二宮慶也（ヨシナリ）

　二宮家に、後継ぎ誕生しました