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Garnet 真恋 ~初恋と宝石Ⅲ~ Kazu.N

第95章 これからも支えるって決めたから 


 珠稀side

 表情で、今日の集まりが楽しかったんだって…… 伝わって来て……

 私迄幸せな気分になれて


 相葉さんと…… きちんと向き合わなきゃって思ったの……


 珠稀「相葉さん、ホントにゴメンなさい…… 手紙で伝えたけど、やはり面と向かって話す事が筋じゃ無いかって……」

 雅紀「珠稀ちゃん……」

(……相葉さん? 呆れた? そうだよね……)

 溢れだしそうな涙…… 必死に堪えてた

 雅紀「珠稀ちゃん…… ゴメン。紛らわしい事…… ホントにそうだよね。綺麗事だ…… 今も『二人で生きて行く』気持ちに嘘は…… それが永遠に…… なんて保証は『ある』とは…… 確かに言い切れない……」

 珠稀「はい…… 相葉さんは本気で…… 男の人なら。女もそうです。今は本当にそう思っていても、いつか家庭を持ったら…… 子供が欲しいと思うようになるの、自然の事だと思うから……」

 雅紀「俺ね、本音でぶつかって来てくれた事が嬉しかった。これからも、ずっと支えるって決めたから…… 別れるなんて選択肢は、俺にはないから」

 珠稀「相葉さん…… 私、今まで皆に、凄い支えられてたんだって…… 成長につれて人を好きになる感情も芽生えて来て。けど『自分は気にしてませんよ』って雰囲気を出すと『人の気持ちを弄んで何が楽しいの?』って言われた事もあったし…… 初めは相葉さんの気持ち…… いえ、私の気持ちを見つめるのが怖くて…… 翔ちゃんが、心理カウンセラーの先生にって…… 私も逃げたくないから…… 前に進む為に頑張ろうと思って……」

 雅紀「俺は…… さっきも言ったけど…… ずっと支えるから……」


 嬉しくて、幸せで

 泣いてしまった私を

 相葉さんはギュッて抱き締めてくれたの
















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