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Garnet 真恋 ~初恋と宝石Ⅲ~ Kazu.N

第94章 俺は守るよ…人の痛み迄背負って泣く様な貴女を 


翔side

 カズ「翔ちゃんを…溺愛の兄貴が増えたんですけど…」

 二宮さん?どういう意味?ま… いっか… 二宮さんに談話室で話しようって誘われて…

 珠ちゃんは相葉さんに…

 大野さん、松本さんも交えて月1.2回集まって飲むのが楽しいんだとか


カズ「今まではね、そんな深い話なんてした事無かったたのよ… 最近は幸か不幸か… 俺の事で皆が、彼女との付き合い方とか深く考える様になったとか言うの… ん?翔ちゃん何落ちてんの?」

翔「二宮さん達は、相手の悩みとかに的確な言葉が返せて羨ましいです。私… 珠ちゃんと悩み事が似てるせいなのか… 違いますね。私にそういう能力が無いから励ましてあげる事も出来なくて…」


カズside

 全く… 翔ちゃんて娘(コ)は… 貴女はどれだけ人に深い影響を与える事の出来る女の子か… 気付いて無いとこが

カズ「可愛いんだけどさ…」

翔「ハイ?」

カズ「気付いてないとこが、可愛いって言ったの!俺が敦さん、大野さんの事を、『翔ちゃんを溺愛する兄貴が増えた』って言ったの聞き流したでしょ?今日は皆に… お父さんやお兄さん達に会った事報告してたの。敦さん、お母さんに似た性格みたいで… 彼女いるのにさ、独身貴族的なとこが… お会いした時にも思ったんだけど、翔ちゃんの事をからかったりしてるの見てちょっと… って思ってた訳… で、大野さん… 俺が、敦さんに何か返すと角立つでしょ?だからさ、杏さんと健ちゃんの事とか… 深い話して諌めてくれて…」

翔「あの… お話の途中すいません… それは大野さんが凄いのであって… 私は…」

カズ「イヤ… 敦さんも凄い人だった。実は帰る時にね『色々と、気に触ること言ってゴメン』って『翔の事を、深く思ってくれてるんだって分かった… 俺達家族はさ、翔に酷い事したからさ… 俺、本当は不器用で… どうやって接したらいいか分かんなくて… つい気に障るような事言ったりして。二宮くんの話は少し耳にしてて。智から。翔が君の心に光を… 仕事に対する姿勢とか聞いて。今日会って、本当に凄い女の子だって感じて… 二宮くんの事も。兄として頼みます。妹を幸せにしてあげて下さいお願いします』って言われたの。分かる?翔ちゃんは俺に… 子供達や、皆に、その優しい心で色んな影響を与えてる事… 与えられる女の子だって事が…」







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