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Garnet 真恋 ~初恋と宝石Ⅲ~ Kazu.N

第60章 知抄ちゃんの不安。悲しみ。苦しみ。大事な幼馴染み 


 翔side

 もう7年か……

 私がこの園に来た時には、颯汰くん、奏汰くん、鈴奈ちゃん、萌ちゃん、知抄ちゃんの5人は園に居て……

 知抄「赤ちゃんの時から一緒なの。私達……」

 カズ「そっか……俺と相葉さんは幼稚園からだけど……仲間は大事だよね……」

 カズ「居るのが当たり前過ぎて……有り難みねぇけど……」(小声)

 その後のツブヤキ聞こえてますよ? 

 きっと二宮さんの強がり……最大級の誉め言葉……天の邪鬼さんだから(笑)

 カズ「翔ちゃん、珠稀ちゃん、何笑ってんのかな? どうせ天の邪鬼とか? ……二人も大事な仲間、幼馴染みだね……」

 翔.珠稀「ハイ!」


 知抄「私も愛実ちゃんと一緒にフリースクールに……萌ちゃん居なくなるし、来年鈴奈ちゃんは 中学卒業しちゃうから……」

 カズ「仲間が離れていく……キツイもんな?」


 そう言ってさんは席を立つと

 知抄ちゃんの所へ

 しゃがんで知抄ちゃんの頭軽くポンポンて……


 悔しそうな表情を見せた奏汰くん……

 奏汰「……の割にはクダラナイ喧嘩してたじゃんか? 騙すって何! ってさ」

 萌「私が悪いの! 引っ越し転校……サプライズ感出したい! とか言ったから……」

 鈴奈「私よ悪いの! 相談されてお別れ会やった翌日に現れたら面白いよ! とかさ。知抄の思いとか考えたら……馬鹿な事したって反省してるの」

 知抄「そん時はビックリしたけど。でもまた逢えるんだ! と思ったら嬉しかったよ?」

 奏汰「颯汰? お前だけ黙ってんのオカシクね?」

 颯汰「ゴメン! 俺が鈴奈ケシカケけました!」


 珠稀「……貴方達は仲が良過ぎて……羨ましい位にね……」

 カズ「本当君たち面白いね? でも知抄ちゃんの中ではもっと大きな問題があるんだろ?」















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