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おもちゃばこ

第2章 ブラックライト・ホワイトナイト




外から聞こえた「悪ガキ」って言葉につい反応してしまう。
ブン太が怒らした時などによく言われる言葉。
少し期待してしまう。
そんなはずないのに。

…ちょっとだけ見に行こう。
そっとドアを開けると…赤い髪。
ちょっとふわっとしたその髪を見て更にドアをあける。
……赤い玉が見えた。
驚いて嬉しくて涙がでそうになる。
あの玉はブン太がもっているものだから。
世界に2つとないものだから。

「ねえ、このレッドジェム私にちょうだい?」


レッドジェムを手に取り軽く走る。
後ろで何か聞こえるが知らない。
あそこは沢山の人が居るからまずい。

人の居ない所で腰をおろす。

「おっおい!
待てって言ってんだろぃ!」


「このレッドジェムちょうだい?」
「…いいぜ」

驚いた。
こんなにすんなりくれるとは…。

「なあ、お前どっかで会ったことねぇ?」
「!」
心臓が跳ねる。

「いや…つーかそのレッドジェム?はずっと持っててなくしちゃいけない気がしてよ
なんかすっげー大切な物な気がすんだ」

「その大切な物を今会った他人にあげていいの?」
「なんつーかお前なら大丈夫だって思ったんだよ
勘はそんなによくねーけど
確信みたいな?」

その言葉が彼らしくて、その言葉が嬉しくて、ついつい笑った。



「相変わらずだね」




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みたいなお試し文w




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