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Best sex friend

第3章 ○曜日


夢と現実の狭間から、さぁーっと軽い水音が聞こえて来た。
意識が現実に近付くにつれて、それはシャワーの音だと判別が着いた。

どうやら俺は宣言通り寝ていたらしい。と言うか寝るためにベッドに移動したのは俺だったな。
この水音は美咲の仕業で、1日の疲れを落としているんだろう。覗きたいものだ。あのおっぱいに顔を埋めたい。
そういや俺も風呂に入ってないな。起こしてって言ったのにあの野郎。このまま突撃してやろうか。あぁでもでも、体が重たいよ。
まだ覚醒しない頭を抱えて、俺はもう一度目を閉じた。




何か夢を見ていたような気がする。何だっただろうか。思い出せない。
でも何となく気持ちが重いから、きっと悪夢の類いを見ていたんだろう。
あぁ、もしかしたら今もまだ夢を見ているのかもしれない。
今日起こった事も全て夢で、そもそも俺は自分の家のベッドで寝こけているんだ。
そして美咲は今頃彼氏の腕の中で快感に身をよじっているのかもしれない。

そう疑ってしまうぐらい、俺にとって今日の出来事は夢のようだったんだ。
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