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君の声で

第1章 プロローグ










あの頃は、まだ

幼い貴方が泣きべそかいて

私の後ろをついて歩く、

それがいつもの光景で。




いつの間にか

泣いてた貴方が

私の名前を呼びながら笑い、




いつからか

泣き虫だった貴方が

私の手を引くようになった。





いつからか

頭を撫でていた私が

貴方を見上げるようになって。




…いつからだろう。


貴方の姿を

目で追うようになったのは。




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