• テキストサイズ

キミのとなりで【気象系BL】

第6章 終業式


ーSsideー


「翔ちゃん、おはよ」
「おはよう」

2人並んでゆっくり歩き出す。

いつも通りの朝。

カズとの登校もすっかり当たり前になった。

当たり前と思えることが本当に嬉しい。


「もう一学期が終わるなんて早いね」

夢みたいに楽しかったカズの誕生日ディズニーからあっという間に1ヶ月経ち、今日は終業式だ。

期末テストもカズと2週間ガッツリ勉強した。
もちろん後半は5人でね。

おかげさまで結果は上々だった。

明日から夏休み。

カズと一緒の登校も1ヶ月お休みか···
こんなに嬉しく感じない夏休みは初めてかもしれない。

「あっという間だったね」
「入学式が遠い昔みたいな気がする」
「そうだね」

入学式
あの時一目惚れしたカズが今、隣にいる。

ずっと話し掛けることも出来なかったのにな。

「不思議な感じがするね」
「俺、翔ちゃんとこんなに仲良くなるなんて思ってなかったな」

カズの言葉にドキッとする。

「嫌だった?」

わざとおどけた口調で聞いてみると

「まさか!仲良くなれてすごーく嬉しい!」

カズは満面の笑顔を浮かべた。

俺の一目惚れした花のような笑顔。

こんなに近くで毎日見られるようになるなんて、俺も思ってなかった。

改めて幸せを噛み締めた。

/ 803ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp