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イケメン戦国~天下人の妹になる気はないか~ 番外編

第1章 シンデレラ~戦国Ver~


幸「...おい、これ『舞踏会』じゃなくて『武闘会』になってねーか?」
佐「皆さん雪月ちゃん溺愛だから仕方ない。それに、舞台が血の海になる前に止めるから大丈夫だ」
幸「おい、止めるって、俺はぜってーやらねーぞ」
佐「大丈夫。一番の適任者がもうすぐ来るから」
幸「適任者って、まさか...?!」
佐「そう、そのまさかだ」


佐「一触即発な雰囲気の広間に乗り込んで来たのはリザードンと、その背に乗った綺麗に着飾ったシンデレラでした」


『にいしゃまぁ!』
秀「え?」
信「雪月、何故ここに?!」
『だってぇ...ひぅ、』
政「あーほらほら泣くな...で、何があったんだ?」
『ひとりで、ごはん、ぃやぁ...』
「「「「「「は?」」」」」」
『みんな、いっしょ、が、いいの!ひとりは、やだぁ!』
信「そうか...政宗、」
政「はい」
信「全員分の飯はあるか?」
政「既に用意してあります」
信「良し...雪月、」
『あい...』



信「一緒に食べるぞ」
『...っ、あい!』



玄「天使のお願いなら聞き入れてやらないとな」
謙「おい独眼竜、梅干しはあるか?」
政「お前はそれしかねぇのか」
信「光秀、家康達を呼んでこい」
光「御意」


佐「こうして、シンデレラは大好きな人達と一緒にご飯を食べ、その後も幸せに暮らしたそうです。めでたしめでたし」
幸「強引に終わらせたな」
佐「雪月ちゃんが幸せなら、それで良いじゃないか」
幸「...」
『さっけくん、ゆきちゃ!ごはん、いっしょ、たべよ!』
佐「今行くよ!」
幸「...おっしゃ、今行くぞ雪月!」




こうして、シンデレラ~戦国Ver~は何となく強引に終わりです。
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