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最愛 【黒子のバスケ】

第7章 近づく距離


あたしが鶏肉って言ったから、ホテル内にある水炊きのお店に連絡をしてくれて、個室はあと1時間かかるってことだったから予約してお部屋で待つことにした。

仕事の連絡も確認しようと思ってたからちょうど良かった。

仕事用のスマホをチェックすると、矢崎さんから黄瀬くんの11月から3ヶ月分のスケジュールと、雑誌社、コスメブランド、モデル事務所、以前使ってくれた女優さん数名から依頼が来ていた。



そしてBOSSからも。

(5月ミラノであなたに指名よ。予定しておきなさい)

「うそ!!」

思わず大きな声が出てスマホをぎゅっとした。

バッグのお礼をしたときは何も言ってなかったのに……BOSSってホント話題を切り出すタイミングが絶妙なんだよね。

「どうした?なんかあったか?」

「5月にミラノで仕事が決まったの!」

「すげーじゃん!おめでと」

白い歯を見せて笑ってあたしの大好きなハグをしてくれて、嬉しすぎて思わずあたしもすっごい強くハグをしてた。

「ミラノ行ってもちゃんと飯食えよ」

「うん!」

ちゃんと食べます!体が資本だもんね。
青峰君といるといいことしか起きない。

結構グダグダと考えこんじゃう性格なのに、青峰君といるといつも励ましてくれて自信をくれるからそれがいい循環を生んでくれてるような気がする。

嬉しすぎて飛び跳ねたい衝動が抑えられなくてその場で飛び跳ねた。

嬉しすぎる
五月までにもっともっと技術を磨いて、今度こそ自分で自分を認められる働きをしたい。


気持ちを落ち着けて、他のクライアントからの仕事の予定をスケジュールに落とし込んで、被ってしまっているところで、撮影をずらせそうなものはこちらから空いてる日程を数件提示して、どうしても受けられないものだけはお断りといつ頃ならまだスケジュールに余裕があるかの連絡を済ませた。


スケジュール調整をしてると1時間は本当にあっという間。


「仕事終わりそうか?」

「うん。大丈夫。もう終わるよ」




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