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最愛 【黒子のバスケ】

第7章 近づく距離


黒須に会えるまでの3週間弱、俺はずっと黒須の事を考えてた。

すげぇ会いたくて、いつも声が聞きたかった。

だけど、仕事の邪魔はできねぇし火神とのこともすげぇ気になって、連絡をしようにもしていいのかもわからなかった。


黒須が邪魔になるなんてあり得ねぇ。



ためらってはいたけど最終的にくるって決めてくれた黒須が用意を始めたら、バックから何枚も紙がバサバサ落ちて、そこには男の鎖骨から股関節までが書かれてて、さっきの話から多分火神だってことは普通に想像できた。



あいつ…すんげぇいい体してんな…

火神は俺よりも若干背は低いけどガタイはいい





つーか……これすげぇキワドイ

見えちまうんじゃねぇの?

何枚もあるのをペラペラめくってみると一枚結構ヤベェのがあって、火神がやったのか気になって聞いたら断ったらしいからマジで安心した、


もしあれをやんなら俺がやりたかった。
仕事とはいえ好きな女が触ってくれるかもしんねぇなら役得だろ。

けど火神がやってたらマジでムカつく。
いくら幼なじみで黒須が火神を好きじゃなくても、火神は黒須が好きなんだから、仕事でほんの少しとはいえ触っちまうかもしれねぇのは俺としては我慢ならねぇ。
触る可能性があるなら割り箸でギリ。
でも見ることになるならそれもムカつく

とどまることなく広がる馬鹿な考えは黒須に声をかけられたことで終わった。


黒須は近づいたり腰に手を回したりすると真っ赤になってフリーズする割には、絵にかいたり触ったりして平気なのかと思って聞いたら相手をそもそも人として見てねぇっぽい。


しかもプライベートではないって言い切るあたり、男への免疫は相当低い。


仕事とプライベートでここまで極端なのは初めてだった。

自分では無意識だろうけど多分周りは気圧される時がある気がする。
さつきも仕事中の黒須は容赦ねぇからたまに怖いとか言ってた。


けどそれは仕事に対して真剣ってことで、全く悪いことじゃねぇ。


まぁ黄瀬と仕事して黄瀬に一切嫌悪感を持たれねぇ女ってのは、仕事を真剣にやっててあいつが認めてるってことだろうから、中途半端なことは一切しねぇんだと思ってる。
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