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最愛 【黒子のバスケ】

第20章 28


sideさつき

3人のグループにみさきから届いたメッセージを美緒より先に見たあたしは社内にいる美緒を休憩に誘った

きっとあたしと会う前に美緒も読んだんだと思う。
もう呆れて何も言えないって顔してた。

付き合ってる人の番号を聞かれてそれを断るのが束縛になるのかって…

みさき…

それはね、教えてたらおかしいんだよ…

みさきのあまりのド天然にメッセージで返すのもはばかられて取り敢えず会った方がいいって美緒と結論付けた。

もし文章で送ってみさきが変な風に捉えたら困る


(とりあえず集まろ。予定どう?)

美緒とあたしはいつでもOK

だって大体テツ君もきーちゃんも仕事だから

だけどみさきは今仕事を再開しつつ会う時間の少ない大ちゃんと二人の時間を過ごしてる。
みさきに会いたいけど今だけは優先権を大ちゃんに譲ってあげる。


まぁちょこちょこは会ってるけどね


みさきはスマホを放置しがちだけど最近は比較的返信は早かったからすぐに返ってくると思ってたのに15分経っても既読が付かなくて一度休憩を切り上げて仕事が終わった後に落ち合うことにした。


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休憩を切り上げて2時間。
お互いに仕事を終わらせてスマホを見るけどまだ既読は付いてない


「お昼寝してる?」

「それか大ちゃんとご飯してるかな?」

みさきは食事中は一切スマホに触らない。
どんなに綺麗な盛り付けとかでも写真を撮ったりしないでニコニコ眺めて“綺麗”とか“おいしそう”って言って食べ始める。

だからお昼寝かご飯なら返ってこなくても全然不思議じゃない。


「あたしたちもどっかご飯行こ」

「うん。美緒何食べたい?」

「あたしもちょっと相談あるし個室がいい」


美緒の相談を聞くときは基本完全個室。


お店を決めて席を取っておいてもらってからタクシーに乗り込んで二人でお店に移動した。

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