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最愛 【黒子のバスケ】

第18章 劣等感


両肩を掴み合ってやるのも教えてもらってこれはあたしも青峰君に抑えてもらってやれば下半身の筋力アップが期待出来て立ち方が綺麗になるって言われたからぜひお付き合いして欲しい。


腕立てのはすっごいぴったりくっつくからちょっとハードル高め。
でも全身にまんべんなく重さをかけられるから全身をくまなく鍛えられるらしい


「すごく楽しかったです‼」

「よかったわ!もしまた来てもいいって思えたら連絡して!これ名刺ね」

そう言って渡してくれた名刺にはいろんな資格が書いてあってさすがジムの娘さんって感じだった。


ここは入会とかそういうのは一切なくて完全予約制だけどレッスンごとの清算で体験と相談は無料ってシステムだった。


これだけの設備でこんなに良心的なところはまず見つからない。

早速次の予定も入れさせてもらうことにして、定期的にここで体を鍛えることに決めた。


「食事相談は回数無制限でいつでもOK。たまに返信遅れたりするかもしれないけど必ずするわ!」

「よろしくお願いします!」




リコさんに今後も通いたいってことを伝えて目標と大体の予定を組んでもらってから着替えて下に降りると青峰君も終わったのか頭を拭きながら待っててくれた。


「どうだった?」

「楽しかった。ここでお世話になろうと思ってる」

「ならお前がトレーニングの日は一緒に来れるな」


そう言って優しく頭を撫でて笑ってくれた。


リハビリやトレーニングは確かに楽なことではないけどそれを楽しみながらやれるってことも大事なことなんだって気づいた。


どんなことでもそうだけど大変な中でも楽しさを見つけることのできる人っていうのは上達が早い。

青峰君のリハビリが順調なのはきっとリハビリの中で楽しさを見つけられてその先に明確な目標があるからなんだよね


だからその目標をすこしでも一緒に目指せるように、あたしもできることをしたい。

自分の目標と青峰君の目標

どっちも同じくらい大事だから



「夕ご飯何がいい?」

「できればお前のがいいけど、疲れてんなら外行こうぜ」

「あたしが作る」


さっきリコさんにもアドバイスをもらったし食材も買ってあるから今日はあたしが作る。

お魚は相変わらず切り身だけど、そのうちちゃんとできるようになるからね
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