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Seesawgame

第6章 Vol.6 jimin


どの位頑張ったらじゃなくて
どの位息が切れたかじゃなくて
どの位足が痛いからじゃなくて
踊りが、歌が、僕が
美しいか、見てもらえるか、は
全て見てる人に託されている。
俺じゃない。
分かっている。
でもやっぱり思うのは昔と同じ。
彼を見た時と同じだ。
「1番になりたい」
1番になりたい
間違ってる、まちがってるよ1番なんて
ひとりひとりの良さとか、努力は実を結ぶとか、分かってるよ。
でも俺は結果が欲しい
歓声も視線も、「7人いる中で」俺を「1番に」見て欲しい
もちろんメンバーは大好きだ。
でも、嫌でも順位はつく。
分かるだろ?この気持ち、この

卑しい気持ち
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