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【ヒプマイ】管 轄 世 界【R18】

第8章 寿 命 縮 ま る





銃兎「それで?この間は何故逃げたんです?」


隣に座れば、いきなりこの間の件について話される
余程、根に持っているらしい……


『えっと…あの時は用事がありまして…』


銃兎「手錠はどうやって?」


『それは…入間さんが鍵を落としていったので…それで…』


銃兎「…落とした……」


その言葉に、まさかと言うような表情をする入間さん

落とした事にも気付かないなんて…案外アホなのかな、この人。
そんなことを考えながら入間さんを見ていれば、入間さんは眼鏡をクイッと上げた


銃兎「俺としたことが…」


『あの、無罪の人に手錠かけてどうゆうつもりだったんですか?未だに拉致られた意味も分かってないんですけど…』


銃兎「はい?そんなの決まってますよね?奴との関係性を聞くためですが?」


『………奴とは?』


銃兎「ホテルに連れ込もうとした男との関係性です」


『……うん、バカなのかな…?関係性も何もないですよね?私めちゃくちゃ嫌がってましたし、完全に無理やりホテルに連れ込まれそうになりましたし…その何処を見て関係性云々言ってるんですか、アホなんですか』


思った事がポロッと出てしまえば、しまった!と思うものの時すでに遅し。

入間さんは青筋を立てながらにっこりと笑っている

やべえ…また怒らせてしまった…!
今度は銃か何かで撃ち殺されそう…銃兎だけに…

自分で言ったギャグに少し笑いそうになれば、入間さんは私の両頬を潰すようにガシッと顔を掴んできた


『ちょっ…!』


銃兎「この餓鬼、言葉には気を付けろよ?」


『わ、私は本心を言ったまでで…っ!!』


銃兎「どうやらしょっぴかれたいみてぇだな」


『あ、いや、その、ごめんなさい…!口が滑っただけで…って、ちがっ…違います!!!口も滑ってないです!!』


やべぇ、ほんとやべぇ…!
ますます怒らせてる…!!!
これはどうしたらいいの!

怒り狂ってる入間さんを見ていれば、左馬刻さんが口を挟んだ


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