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【ONE PIECE】不可思議で愛しい日々よ

第1章 悪魔のより糸は解けない


とある任務の帰り道、

船から落ちたサボ君を助けに飛び込んだら、無人島でしばらく生活することになりました。

「おれ、遭難するのははじめてだ」

「私もだよ!サボ君なんでそんなに余裕なの!?」

砂浜にぐるりと囲まれたこの無人島は、ドーナツのように中央部だけ森になっている。

私はとっても弱い。

諜報員であって戦闘員ではないのだ。

この持ち前の危機管理能力だけで生き延びてきたようなものだ。

その勘が告げている。

森に入ったら確実に死ぬ、と。
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