• テキストサイズ

《イケメン戦国》未来から来たお姫様

第31章 深想伝心 花香酔心(R18)




瑠璃の手を引いて、早々に美弥の部屋から出る。

美弥が口を尖らせて文句を言っていた。
他の奴らも 「ゆっくりして行け」とか言って
引き止めてきた。

俺の何処が好きか、なんて、美弥が聞く前に
俺が先に2人きりで聞く。

だから、引き止められても、留まらないぞ。
「帰る」
と言って、立ち上がる。

手を引かれて、瑠璃が驚いた顔で付いてくる。

城内だろうが城外がろうが、関係ない。
手を繋いだまま、歩いて行けば、
行き交う女中や、家臣達が驚いたような顔で
すれ違ってゆく。


誰が見てても、構わない。

(見ればいい)

これは 俺の女 だと見ている全員に知らしめる。


以前、瑠璃が勝手をしたことで、
「信長様の新しい寵姫」だの
「光秀の寵愛も受けている」などと思っているヤツらは、まだたくさん居る。

そんなの良い気はしないだろ。


/ 1530ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp