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僕は女の子になりたい【R18】

第2章 魔女の逃亡



空が白みがかかった頃、ユーリは目を覚ましていた


ぼんやりとした頭が徐々にはっきりし、自分の体を確認する

服は何も身に付けていないからすぐにわかった

男に戻っているのだ


ほっとしたような、ちょっぴり残念のような感情に複雑になる


隣に寝ているシヴァを見れば、規則正しく胸を上下させていた


「~~っ」


昨夜の情事を思いだし、急に恥ずかしくなる

今感じるシヴァへの思いはやはり憧れに近いものだった

それだけに、昨夜は本当の女のように喘いでしまったことが恥ずかしい

だが、後悔はしていなかった

とても幸せだったのだから…


もう二度と味わえないあの感覚は、とても新鮮だった

今後、シヴァがあのように他の女性を抱くのだと考えたら胸が痛む

だからと言って、ユーリに口出しする権利は無い


ユーリはただの孤児で、シヴァはユーリを拾って育ててくれた恩人だ

しかも、シヴァはあまり口にしたがらないが、シヴァは貴族の長男である

もともとユーリは平民の子だったため、生まれた時から格差が激しい


つまり、昨日シヴァに抱かれたのは奇跡に近いのだ


「ありがとうございました」


ユーリは急いで服を身につけると、すぐ隣の自分の部屋へと戻っていった


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