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僕は女の子になりたい【R18】

第6章 女神への誓い




昼食後――


「次の休みですか?」

「あぁ。昼になったら直ぐに出る。準備をしておけ」

「はい」


控え室でコーヒーの準備をしていたら、シヴァからデートのお誘いを受ける


…デートってことは、夜はまたあそこに行くのかな


最近はずっと行けていなかった

レイラの結婚式の準備や、その準備期間に溜まった通常業務、しかも今は別の事件も起きている

今までのシヴァだったら休みなど取らずに働き続けていただろう

しかし、休む事も重要だとして、きちんと休養することにしている


「何か期待したか」


後ろから抱きしめられ、ユーリの肩が小さく跳ねる


「べ、別に…シヴァ様とデートが楽しみだなぁと…」

「そうだな。時間を気にせずお前を抱けるのは良い」


耳元でささやかれ、顔がかぁっと赤くなる

本当は期待している

毎晩二回までという自分たちで決めたルールから解放され、たっぷり愛し合えるのだ

期待しない方がおかしい、と考えてしまう程、ユーリはセックスが好きになっていた


「あっ…シヴァ様、ダメ…です」


お腹を撫でていたシヴァの両手が上昇し、胸を優しく包む

そしてやわやわと揉み始めると、ユーリのコーヒーを準備する手は止まっていた

されるがまま、体が疼き始める

それなのに――


「続きは夜だな」


ピタリと止まったシヴァの手

お預けをくらい、がっかりしてしまう自分がいた

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