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短編集  Dear my precious…

第9章 君へ*赤司征十郎[黒バス]



1年前の明日のこと…

私は赤司くんに呼び出された。
大好きな人。
誕生日に話せるだけでも幸せだった。

でもそれだけじゃ終わらなかった。

用意されてたのは、誕生日のプレゼント。
それと共に送られたのは愛の言葉。

私はびっくりして…嬉しくって…色んな気持ちがぐちゃぐちゃになってしまった。

だから返事は、泣きながら
「私も…!」
って言ったのだよね。
というかそれしか言えなかった。

そんな私を見て、赤司くんはクスクスと笑って、抱き締めてくれたんだっけ。

今でも鮮明に覚えてる。

忘れることの出来ない出来事。



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