• テキストサイズ

【イケメン戦国】零れる泡沫*恋奏絵巻*《企画集》

第8章 【Twitter企画】淡紅姫-泡沫に燃ゆる-/ 豊臣秀吉






「わっ…秀吉、さんっ……?」




美依の身体に腕を回し、きつく抱き締めると、美依はびっくりしたように声を上げた。

前言撤回。
もう熱に浮かされていないなんて、嘘だ。
今度は、俺が熱に溺れてる。

『美依』と言う、淡い薄紅の微熱に──……






「まだ、身体熱いな……お前も、俺も」

「秀吉さっ…唇、ぁっ……」

「だけど、もう……離す気ないから」














────愛してる、もう少し…溺れるか?














俺を温める、蜜なる熱よ
躰も心も、極彩色に染まって
俺の前で曝け出せ

それは、ひとつの恋
お前を想って、愛に変わった

踊らされた夜を越えて
結び合えた幸せは、今
この腕に感じることで、全てが満ちる


煌(きら)り紡ぐ言ノ葉を、胸に刻んで


二人の道はここから始まる
手を繋いで、一緒に歩いていこう
決してその手は離さないから


今は、もう少しだけ、お前に酔いしれて、
淡紅色の蜜熱に、身を焦がして溺れゆく。













《淡紅姫-泡沫に燃ゆる-/ 豊臣秀吉》


楽しい企画をありがとうございました➳✩⡱


/ 555ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp