第4章 え、アンタ誰よ?
佐「そ、そこまでっ!」
我に返ったように佐助は慌てて叫ぶ。
私は幸村から退く。
幸「・・・っ」
幸村はまだ固まっている。ちとやりすぎた・・・?
[幸村・・・?]
幸「は」
[は?]
幸「破廉恥ぃいぃぃいぃ!!!」
またかぁあぁぁあぁ!!さっきまで戦ってたじゃないの!!
[まさか・・・]
自分の服を見る。
[うわぁあぁあぁぁ//!?]
めっちゃはだけてる!!そっか、用意させたの着物に近いからあんだけ動いたら崩れるか!じゃなくて!!じゃあ、佐助も幸村にも見られてるの!?めちゃくちゃ恥ずかしいんですけど!
[と、とりあえず隠せる布・・・///]
―パサッ―
佐助が上着を肩にかけてくれた。
[さ、佐助・・・?]
佐「ほ、ほら!早く着替えに行ってよね!旦那が倒れちゃう!」
[え!?あ、うん//]
佐助、軽いだけの男かと思ってたけど優しいな・・・。
ってあれなんで顔赤いの?気のせいか。