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高嶺の華

第2章 こんな世界から




「うわ、まじキモ。お前いつ学校やめんの?」


「お前来るとやる気なくなるから来んなよなー」







毎日、毎日。

こんなことが始まったのはいつだったろうか。
原因はなんだったんだろう?









分からない。


なぜ、私は生きているのかさえ。














「ほら、こっち来いよ!早く!」


「きゃっ」


「うわ、こいつ泣いてんだけど ~泣くぐらいなら学校来なくていいって。だからアタシ達がサポートしてあげてんでしょ?」


「や、めて…」


「あ?もっと大きな声で喋れよ!」


「やめて、ください…」


「は?やめるわけねえだろ、お前が学校来なきゃいいだけの話だろうがよ!そんなんも分かんねぇのかよブス!
家引き込もってアニメでも見てろよ!」









分からない。



どうして?


ただ、私は…





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