• テキストサイズ

恋は落ちるもの🌸〔ハイキュー〕

第16章 Krios


春休みが終わり遂に高校3年生になった
ここから本格的に原作が始まる
まあここは原作の舞台じゃないから
あんまり気にしないでおこうと思います
さてさて、今日は1年生が初めて部活にやって来る日
確か主要メンバーは
犬岡君と芝山君それにハーフの灰羽君の3人だったはず


「なんか嬉しそうだな陽葵」


『新しいメンバーが増えるのは嬉しいものでしょ?』


「そうだな~
やっくんの後釜継げるような奴いると良いな」


『居ると良いね
じゃあ私ドリンク作って来るね』


鉄朗たちと別れて体育館横の水道でスポドリの準備を始め
やっと作り終わった頃に犬岡君と芝山君が
体育館に入って行くのが見えた
1人足りないな~と思いながらスポドリの入ったかごを持ち上げる
重さによろめき一歩を歩き出そうとすると
顔に影がかかりかごの重さがなくなった


「俺持ちます!!」


『え?』


うわっ背高っ!
それに銀髪にエメラルドグリーンの目
所謂イケメンさんだね。私好みじゃないけどね・・・


「さ~行きますよ~」


片手でかごを持って手を引いて体育館に入って行った


「1年3組、灰羽リエーフです!?
お付き合い前提に結婚してください!!?」


灰羽の大きな告白に煩かった体育館が一瞬で静まり返った


『違うよ"結婚を前提に付き合ってください"だよ?』


「そういう問題じゃ無いだろ!?」


「じゃあ言い直しますっ!
結婚を前提に俺と付き合ってください!!」


『ごめんなさい
今日初めて会ったばかりだし
何より私には彼氏がいるから』


固まる灰羽をそのままにスポドリの入ったかごを取り上げ
ぺこりとお辞儀をして準備を再開した


/ 96ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp