• テキストサイズ

恋は落ちるもの🌸〔ハイキュー〕

第8章 Scorpius


「クッソ1本しか倒れねぇ!!」


「次俺がやる!!」


ペットボトル倒しに奮闘する男子たち
バレー部員でもなかなか倒すことは難しいのだから
素人が早々倒せるものではない
そこに現れたのは例によって喧しいアイツ・・・


「ヘイヘイヘーイ黒尾!
面白いことやってんなぁ~
俺にもやらせろ~♪」


「ゲッ木兎っ!!」


陽葵に握ってもらったおにぎりを
頬張りながら体育館に入ってきた


「参加させてやっから
まず先に手と顔洗ってこい!!」


「分かったーっ」


「アイツ本当に高校生かよ・・・」


手と顔を洗いすっきした顔で体育館に舞い戻ってきた木兎
鉄朗から説明を聞き、任せとけ!!と意気込んでボールを持った
ジャンプサーブで勢いよく打ったボール


「ぶひゃひゃひゃひゃ」


気合が入りすぎ特大ホームランになった
お腹を抱えて爆笑する鉄朗


「しまった!!力入れすぎたぁ~~!!」


「木兎のサーブはすごいんですねぇ~」


「だぁ-っ!うっせえ
ちょっと失敗しただけだ!」


「へ~次はせめてちゃんとコート内に入れて下さいよぉ~」


ニヤニヤしながら木兎を煽る鉄朗
どんどん熱くなる木兎は残りのサーブも
ことごとく外し意気消沈した


「ぶっひゃっひゃ、絶不調だな木兎」


「・・・・・ぇ」


「は?なんだって?」


「今日はもうボールの触んねぇ!!」


「はあ!?
サーブが上手くいかねえぐらいで拗ねんなよ子供か!!」


/ 96ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp