• テキストサイズ

恋は落ちるもの🌸〔ハイキュー〕

第3章 Leo


「陽葵おねえちゃん
でんわかけてきてね!!」


『うん。電話するね
ナツ~大好きだよ~♡』


今年幼稚園入園する妹の夏
翔陽に瓜二つの可愛い妹
ギュム~と抱き締めれば
えへへと照れた様に笑う


「夏はお姉ちゃんのこと大好きね~
そうそう陽葵、今日から住む家だけど
向こうの親御さんと意気投合しちゃって
陽葵さえよければ高校卒業しても
ずっと一緒に住んでも構わないって♡」


『親御さん・・・・・?』


「お父さんは寂しがるだろうけど
家には女の子もう一人いるし
会えなくなるわけじゃあ無いし
少し早いけどお嫁さんに出すと思えばね♡」


『よめ??』


「陽葵姉!新幹線来た!!?」


母の言葉にハテナマークを
頭の回りに飛ばしていると
翔陽が興奮気味に声をかけてきた


「「「いってらっしゃい!!」」」


『いってきます!』


手を振り新幹線に乗り込み席に着いた
今のうちにとLIENを立ち上げ
鉄朗にメッセージを送った


新幹線に乗ったよ🚄 <


> 了解(`・ω・´)b
到着時間に改札で待っとくわ


スマホを鞄にしまい
車窓から外の景色を眺める
仙台から東京まで約2時間
これから始まる高校生活に
胸を躍らせた


『鉄朗ー!!』


東京駅に着き改札を向けたところに
鶏冠頭の鉄朗を見つけた


「久しぶり陽葵」


「・・・誰?」


鉄朗の陰に隠れて見えなかったが
もう一人男の子がそこに居た


「話してただろ?
宮城から東京の高校受験して
今日から俺ん家に住む陽葵ちゃんです」


「は?」


ん?聞き間違いかな?
今俺ん家って言ったような・・・


「宮城から来るのは聞いてたけど
クロの家に住むのは聞いてない・・・・」


『聞き間違いじゃなかった!
私も聞いてないよ!!』


「まあまあ話は家に帰ってからな
あっコイツは孤爪研磨」


『えっ?あっ初めまして
日向陽葵です
よろしくお願いします』


「・・・敬語とか要らないから
あと好きに呼んでくれていい」


『うん。よろしくね研磨!』


「ヨロシク」


/ 96ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp