• テキストサイズ

【ヒロアカ】コスミックロジカル【裏】

第46章 【番外編】残したい


「…っ!」
次に感じたのは、ちくりと痛い髭と、生暖かい舌。
「ひぁああっ!!?」
柔らかく一番弱いところを包まれ、そしてたまに尖らせたそれがぬるりと入り込んでくる。
割れ目をやさしく裂かれるその感覚は、ぞわりと腰を浮かし、お腹にぎゅっと力が入った。
「あっ!あっ!あっ!!」
伸ばしっぱなしという割に、傷みの少ない真っ黒な髪をぎゅっと握り、あまりにも緩やかすぎる快楽を必死に逃がそうとした。
「ああっ!!も、だめぇ、いく、いく…っ!!」
再び前の蕾を転がされ、私は覚悟を決めた。
それでもいつもの大きな波は静かに去っていく。
「……ぁ…?」
力が抜け、もどかしいまま再びベッドに転がされる。
「ど、どうして……?」
「取引中だろ?同意なしにイかせるのはフェアじゃない」
「う、うぅ……」
「それとも、諦めるか?」
「…い、いやです…っ」
もういっそ楽にしてくれたらどれだけよかったのか、一瞬だけ、そんな考えが過る。
それでも、次に手に入るチャンスは何年後か、それとももうないのか。
そのレベルの可能性。
諦めたくない。
/ 281ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp